column コラム

台風被害について

このたびの台風被害により、ご苦労やご心痛のほど、心よりお察し申し上げます。
被害に遭われた皆様に、心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈りいたします。

自然災害後に注意する事

自然災害後に必ずやってくるのが悪徳訪問販売の業者です。

雨後の筍のようにわらわらとわき、あの手この手で不安を煽り高額工事を契約を取ろうとします。

以前のコラムでも記載しておりますが訪問販売とは絶対に契約しないで下さい。

もし来ても名刺を貰い身内に工事関係者がいる等断って下さい。

 

自然災害を受けた場合

被害に遭われたり視認出来なくても心配な場合はご自身で調べるか知人の紹介、または取引のある銀行から

専門の建築会社を紹介して貰う事をお勧め致します。

専門家のプロによる現場調査によりお施主様の不安を解消致します。

屋根や雨樋が壊れれば建築板金工事業者、壁が壊れれば外壁屋業者・・・

火災保険に加入していれば(契約内容による)実際に災害での工事が保険会社に認められた場合、

認められた範囲で保険金がおりて修繕の負担が賄えます。

火災保険は車の保険と違い使用しても等級が上がる等はありません。

 

火災保険の注意事項

大変便利で心強い火災保険ですが、火災保険の注意事項を見ていきたいと思います。

 



契約内容によっては保険適用されません。

風災に入ってなければ台風等の強風による被害は適用外です。

 



被害にあった対象の範囲のみに保険適用となります。

一部が壊れた場合はその箇所のみの保険金しか出ません。

 



被災してから3年経過している場合は時効により保険適用されません。

 



以前被災して保険金を受け取ったのに修繕せず、再度同じ個所の保険請求は認められません。

例 5年前に一部雨樋が壊れてその際に保険請求して認められ保険金が下りる。

しかし修繕せずそのままにし再度被災で同じ個所を請求する。

被災時の写真提出の義務と場合によっては調査員が来るので、以前受け取ったにも

関わらず直さなかったら過失はお施主様にあると捉えられ

被災したのに受け取れなくなります。

 



保険会社が悪質な時

保険会社も昨今の保険詐欺に頭の悩ませ厳しくなっております。

本当に被災による被害で壊れたのに因果関係を認めずいわゆる渋るというものです。

なかなかこのパターンは無いとは思いますが念頭にはおいて下さい。

火災保険利用の甘言に注意

火災保険利用を持ち掛けて調子の良い事を言ってくる業者にも注意してください。

訪問や電話での営業ですぐに「火災保険使えますよ!」と言ってくる業者は大体悪徳です。

まともな業者は提案こそしますが調査しない限り適用されるかわからないので断言しません。

そしてその内容にも注意が必要です。

火災保険はおりても必ずしも修繕をする義務はありません。

それを利用して愚かな話を持ち掛けてきます。

一部被災なのに全体被災に見せかけて見積もりを出し多く保険金を受け取り、

実際に修繕するのは一部なので本来の全体見積もり分の差額が残る。

こう提案して契約を取ろうとする業者がいますが立派な詐欺なので

絶対に加担しないで下さい。

 

保険請求の流れ

保険請求は被保険者、つまり契約者様が行います。

被災があったらまず保険会社に連絡して

契約者氏名、住所、電話番号
証券番号
事故の日時、場所、状況
損害の程度 などを伝える

その後建築会社に連絡して現地調査をして貰い被害箇所の写真と見積書を貰います。

連絡した保険会社から書類が来るので写真と見積書と書類に必要事項を記入して保険会社に送ります。

認められれば保険会社によって支払われるタイミングはまちまちですが入金されます。

勿論見積もり金額分全て振り込まれることもあれば一部減額しての振り込みもありますので

そこは念頭において下さい。

足立区で外壁・屋根塗装やリフォームなら、株式会社梶商会にお任せください

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