冬は家の劣化が最も進みやすい季節です。
寒暖差・乾燥・凍結・強風などが重なることで、屋根・雨樋・外壁・ベランダ防水に深刻なダメージが蓄積されます。
特に**足立区や東京近郊(埼玉・千葉・神奈川)**では、冬特有の気候条件により、住宅のトラブル相談が急増します。
この記事では、「冬に起こりやすい家の劣化現象」と「今からできる予防点検のポイント」を詳しく解説します。
足立区や東京の住宅で特に多いのが、冬場の屋根のひび割れ・ズレ・釘抜けです。
昼夜の気温差により屋根材が膨張と収縮を繰り返し、スレートや瓦の内部に細かいひびが入りやすくなります。
また、霜や雪が溶けた水が再凍結することで「凍害」が発生し、屋根内部から破損が進行するケースもあります。
🔹 屋根点検チェックポイント
屋根材のヒビ・ズレ・サビ・浮き
棟板金の釘浮き・剥がれ
屋根裏や天井のシミ(雨漏りサイン)
💡 対策とリフォームの目安
冬前・春前の定期屋根点検(年1回)
10年以上経過した屋根は塗装・カバー工法・葺き替えを検討
強風・雪害後の屋根診断で早期対応を
冬は、落ち葉や氷による雨樋の詰まり・破損が非常に多い時期です。
足立区など都内の住宅では、北側や日陰部分の樋が凍結しやすく、水が流れず外壁を汚す・雨樋が割れるといった被害が増加します。
🔹 雨樋のチェックポイント
水が溢れていないか(オーバーフロー)
雨樋の歪み・継手の割れ
金具の緩みやサビ
💡 劣化防止のポイント
冬前の落ち葉清掃・ゴミ除去
劣化の激しい古い樹脂製雨樋は交換がおススメ
凍結時は無理に氷を除去せず、自然解凍を待つ
冬は外壁のひび割れ(クラック)・チョーキング・防水低下が進行します。
気温差による膨張・収縮と乾燥で、モルタルやサイディングの塗膜が硬化し、防水性能が低下。
放置すると雨水が浸入し、内部の断熱材や構造木材の腐食につながります。
🔹 外壁点検チェックポイント
細いヒビ(ヘアークラック)の有無
塗装面を触ると白い粉(チョーキング)がつく
シーリング(コーキング)の割れ・剥がれ
💡 外壁リフォームの目安
築8〜12年で外壁塗装の塗り替えを検討
冬場は湿度が低く施工条件が安定しているため、塗装リフォームの好機
早期メンテナンスで「春の雨漏り」を防ぐ
ベランダやバルコニーは、冬になると結露や霜による防水層のひび割れ・剥離が増えます。
また、冬でも紫外線の影響でトップコートが劣化し、表面が白く粉を吹くこともあります。
放置すると雨水が侵入し、室内の天井や壁に雨染み・カビが発生します。
🔹 防水チェックポイント
床面のヒビ・膨れ・色褪せ
排水溝の詰まり・苔の発生
壁際のシーリング切れ
💡 防水対策のコツ
年1回のベランダ防水点検と排水口清掃
10年を目安にトップコート塗り替え
水がたまる・防水層が浮く場合はウレタン防水再施工を検討
屋根・雨樋・外壁・ベランダ防水は、冬の寒さや乾燥によって劣化が最も進む箇所です。
しかし、冬前または冬の晴天日に定期点検を行うことで、春以降の雨漏り・腐食を未然に防止できます。
当社では、足立区を中心に荒川区、葛飾区、北区、板橋区、江戸川区、川口市、市川市等
東京23区・埼玉・千葉・神奈川の1都3県で
屋根・外壁・雨樋・ベランダ防水の点検を実施中です。
小さなヒビや詰まりも放置せず、冬の間に確実なメンテナンスを行いましょう。
お気軽にご相談ください。