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屋根の棟換気とは?その重要性とメリットを解説|足立区のリフォーム会社より

棟換気とは?


「棟換気(むねかんき)」とは、屋根の最も高い部分(棟=むね)に設ける通気口のことです。
屋根裏(小屋裏)にたまった熱気や湿気を外へ逃がすことで、建物内部の環境を整え、屋根材や構造材の劣化を防ぐ役割を担っています。


特に近年の住宅は断熱・気密性能が高くなっているため、屋根裏にこもる熱や湿気が抜けにくい傾向があります。
そのため棟換気は、屋根リフォームや葺き替え工事の際に必ず検討したい重要な設備です。

棟換気を設置する4つのメリット

① 屋根裏の温度上昇を抑え、夏の暑さを軽減


真夏の屋根裏は60℃以上にも達することがあります。
棟換気を設けることで、熱気を外へ逃がし、エアコンの効きが良くなり冷房費の節約にもつながります。



② 湿気を逃がし、結露やカビを防ぐ


冬場は屋根裏に湿気がこもりやすく、放置すると断熱材の劣化や木材の腐朽につながります。
棟換気によって通気を確保すれば、カビや結露を防ぎ、家の耐久性を大きく高められます。



③ 屋根材の寿命を延ばす


高温多湿の状態が続くと、屋根材や防水シート(ルーフィング)の劣化が早まります。
棟換気があれば熱気を逃がし、屋根の温度ムラを減らすことで、屋根全体の寿命を延ばすことができます。



④ 小屋裏の空気を循環させ、住まい全体を快適に


棟換気は、**軒天換気(屋根の下部から空気を取り入れる仕組み)**とセットで使うことで効果を発揮します。
下から新鮮な空気を取り入れ、上から熱気を排出する「自然換気の流れ」が生まれ、
家全体の空気循環が改善されます。

棟換気を後付けできる?リフォーム時のポイント

棟換気は屋根の葺き替え工事時に同時施工するのが最も効率的ですが、
屋根形状や下地の状態によっては、後付けリフォームでも設置可能です。





  • 屋根裏が暑い・カビ臭い




  • 天井にシミが出てきた




  • 夏と冬の室温差が大きい




こうした症状がある場合、棟換気を追加することで改善できるケースがあります。
足立区のように夏は高温多湿・冬は乾燥しやすい気候では、特に効果的です。

足立区・1都3県対応の屋根リフォームは弊社へ

弊社では、瓦・スレート・ガルバリウムなど各種屋根の葺き替え・棟換気リフォームに対応しています。
現地調査・お見積りは無料で、屋根裏の温度・湿度をチェックし、最適な換気構造をご提案いたします。


「屋根裏が暑い」「結露やカビが気になる」
そんなお悩みは、棟換気で解決できるかもしれません。
ぜひお気軽にご相談ください。

足立区で外壁・屋根塗装やリフォームなら、株式会社梶商会にお任せください

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